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<第4回「令和6年度初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」を開催しました>
令和7年1月14日(火)に卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が開催されました。今年度4回目となった今回は、本院の初期研修医2年次2名と他病院研修医2年次1名、1年次1名の研修医が参加しました。
本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉や基本的な手技について座学で学び、糸結び練習機を使用した糸紮法の練習をした後、午後には手術室で実際にブタを用いた外科手術のトレーニングを行います。胸部・腹部手術では基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことが出来ます。
受講者4名は1チーム2名ずつに分かれて、胸部手術では気管切開、開胸、肺部分切除、胸腔ドレーン留置を、腹部手術では開腹・閉腹、血管処理、胆嚢摘出、脾臓摘出、胃縫合について個別指導を受けながら、それぞれ実践しました。
本トレーニング開催にあたりご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
◇◆当日の様子◇◆
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◇◆参加者からの感想◇◆
- 手術症例数の限られる病院・地域においては、実際の手術に近い環境でのトレーニングはとても貴重であり、手術手技の向上に不可欠なので、非常に有意義な機会だった。
- 手術手技の細かい点について丁寧に教えていただくことができ大変満足しています。自分のスキル向上に繋がるので、また参加したい。
- 普段なかなか練習することの出来ない生体を使った剥離や結紮を実践でき、非常に勉強になりました。外科志望の研修医にとって意義のあるものだと感じた。
- 丁寧に指導してくださり、技術的に向上できた。とても貴重な経験になるので、他の周りの人にも知らせたい。