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<第4回「令和5年度初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」を開催しました>
令和6年2月27日(火)に卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が開催されました。今年度最終回となった今回は、本院の初期研修医1年次3名と、他病院研修医2年次1名が参加しました。
本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉や基本的な手技について座学で学び、糸結び練習機を使用した糸紮法の練習をした後、午後には手術室で実際にブタを用いた外科手術のトレーニングを行います。胸部・腹部手術では基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことが出来ます。
受講生4名は1チーム2名ずつに分かれて、胸部手術では気管切開、開胸、肺部分切除縫合、胸腔ドレーン留置、閉胸を、腹部手術では開腹・閉腹、血管処理・脾臓摘出、腸管切除・吻合について個別指導を受けながら、それぞれ実践しました。
本トレーニング開催にあたりご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
◇◆当日の様子◇◆
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◇◆参加者からの感想◇◆
- 開腹、腸管吻合、胸腔ドレーン挿入など今までやったことのない手技ができた
- 縫合、糸結びなどの外科の基本的手技から、気管挿管、ルート確保、気管切開、開胸、胸腔ドレーン、開腹まで幅広い手技を丁寧に指導いただけて大変勉強になりました。
- 動物に関する倫理的事項の講義も、初めて知ることが多く、大変勉強になりました。
- 今回は胸部を中心に実習させていただいたので、次回は腹部の実習をさせていただきたいです。