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<第1回「令和5年度初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」を開催しました>

令和5年10月3日(火)、卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。今年度第1回目となった今回は、本院の初期研修医1年次3名と、2年次1名が参加しました。

本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉や基本的な手技について座学で学び、糸結び練習機を使用した糸紮法の練習をした後、午後には手術室で実際にブタを用いた外科手術のトレーニングを行います。胸部・腹部手術では基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことが出来ます。

受講生4名は1チーム2名ずつに分かれて、胸部手術では気管切開、開胸、肺部分切除縫合、出血の対応、胸腔ドレーン留置、閉胸を、腹部手術では開腹・閉腹、血管処理・脾臓摘出、腸管切除・吻合について個別指導を受けながら、それぞれ実践しました。

本トレーニング開催にあたりご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

 

◇◆当日の様子◇◆

 
 

 

◇◆参加者からの感想◇◆

  • 1から丁寧に教えてくださり、大変勉強になった。
  • 腸管吻合など見学したことはあったが経験したことのない手技を実際にすることができ、貴重な経験値となった
  • 命を使う実習というのは参加するのに十分な覚悟が必要だと感じました。多くの人に今の医療を支えるものを体感してほしいと感じたため、人にも参加を勧めたい。そもそもの手技を学べる点でも有意義であり、その点においても人に勧めたいと感じました。
  • 外科系手技をきちんと教わる機会は貴重だ
  • 縫合、結紮、電気メスの使い分けを経験できてよかった
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