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第22回みちのく産婦人科ラパロトレーニングセミナーが開催されました

令和5年2月25日(土)、東北大学医学部産婦人科教室、NPO法人艮陵協議会主催、東北大学医学部動物実験施設共催のもと、「第22回みちのく産婦人科ラパロトレーニングセミナー」が開かれました。

本セミナーは産婦人科領域における腹腔鏡下手術の技術向上を目的に、縫合結紮など基本的手技から出血などのトラブルシューティングについて、より実践的なトレーニングを積める場として毎年2回開催されています。

今回のプログラムは、昨年年末から開始しました遠隔での腹腔鏡のトレーニングを行う実習の最後の実習にあたります。普段の診療では、腹腔鏡の執刀があまりない若手の先生を中心に行なっていました。内容はドライラボとウェットラボの2部に分かれており、ドライラボでは、前回の実習で出した課題の確認をタイムトライアルの形で行いました。ドライボックスを使用した内視鏡下の縫合を行い、内視鏡の扱い方や縫合結紮をより理論的に理解してもらいました。ウェットラボではミニブタを使用したトレーニングとして、腸管手操りを行い術野の展開や、腹膜の切開、止血動作、鋏鉗子、モノポーラー、バイポーラー、エンシール、ハーモニックを使用して実際の手術のように子宮の摘出を行いました。また、普段行う事のない助手の立場からの動作ではいかに術者にやりやすいようにカメラを操作するか学習してもらいました。アドバンストレーニングでは、骨盤深部解剖や尿管剥離も体験してもらいました。

今回は受講生8名と講師の先生方を含めて総勢24名にご参加いただきました。

 

◇◆当日の様子◇◆

 
     
   

 

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