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<第4回「令和4年度初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」を開催しました>

令和5年1月24日(火)、卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。今年度第4回目のトレーニングには、リピーター3名を含む初期研修医3名と、外科専攻医1名が参加しました。

本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉や基本的な手技についての座学、糸結び練習機を使用した糸紮法の練習をした後、午後には手術室で実際にブタを用いた外科手術のトレーニングを行います。胸部・腹部手術では基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことが出来ます。

今回の受講生は1チーム2名ずつに分かれ、各チームに2名の指導医がつき、今回は腹部手術の希望者が多かったため、腹部手術を中心とした丁寧な指導が行われました。胸部手術では気管切開、開胸、胸腔ドレーン留置、閉胸を、腹部手術では開腹・閉腹、血管処理・脾臓摘出、腸管切除・吻合、胆嚢摘出、癒着剥離操作について個別指導を受けながら、それぞれ実践しました。

本トレーニング開催にあたりご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

 

◇◆当日の様子◇◆

 
 
 

 

◇◆参加者からの感想◇◆

  • マンツーマンの指導を受けられるので、非常に勉強になった
  • 先生方から糸結びなどを含めた基本的な技術も細かく見ていただき、実際に修正できる貴重な機会でした。この一年で自分の成長もあったのかもしれませんが、前回と比較してより充実したトレーニングになったように思います。
  • 自分の手技の問題点がいくつも浮き彫りになるので、1回参加するだけでも外科手技がかなり上達すると思います。外科志望の人に教えたいです。
  • 今まで見ることしかなかった手技を、教えてもらいながら実際に経験できたので、今後に活かしていきたいと思います。
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