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<第2回「令和4年度初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」を開催しました>
令和4年9月20日(火)、卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。今年度第2回目のトレーニングには、本院の初期研修医(1年目)2名と、院外の研修医(2年目)2名が参加しました。
本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉や基本的な手技についての座学、糸結び練習機を使用した糸紮法の練習をした後、午後には手術室で実際にブタを用いた外科手術のトレーニングを行います。胸部・腹部手術では基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことが出来ます。
今回の受講生はリピーター1名を含む4名で、新型コロナウイルス感染予防を徹底の上、1チーム2名ずつに分かれて、胸部手術では気管切開、開胸、胸腔ドレーン留置、閉胸を、腹部手術では開腹・閉腹、血管処理・脾臓摘出、腸管切除・吻合について個別指導を受けながら、それぞれ実践しました。
本トレーニング開催にあたりご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
◇◆当日の様子◇◆
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◇◆参加者からの感想◇◆
- 基本的な道具の使い方から始まり、腸管吻合などの普段ではなかなかできない経験をさせてもらえ、大変満足した。
- 縫合結紮の基本的な手技を習得でき、胸腔ドレーンの手順も学べ、集中したいい時間だった。
- 気管切開、胸腔ドレーン挿入、胃壁縫合など、研修医の立場では、なかなかできない貴重な経験ができ、もう少し長い時間のトレーニングを行いたかった。