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<第5回「令和3年度初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」を開催しました>

令和4年2月22日(火)、卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。今年度第5回目となった今回は、本院の初期研修医1年次1名、2年次2名、外科専攻医1名が参加し、その内リピーターは1名でした。

本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉や基本的な手技について座学で学び、糸結び練習機を使用した糸紮法の練習をした後、午後には手術室で実際にブタを用いた外科手術のトレーニングを行います。胸部・腹部手術では基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことが出来ます。

今回の受講生は、新型コロナウイルス感染予防を徹底の上、胸部手術では気管切開、開胸、肺部分切除・縫合、胸腔ドレーン留置を、腹部手術では開腹・閉腹、血管処理・脾臓摘出、腸管切除・吻合について個別指導を受けながら、それぞれ実践しました。

本トレーニング開催にあたりご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

 

◇◆当日の様子◇◆

 
   

 

◇◆参加者からの感想◇◆

  • 最初の実験動物についての講義で、今回使用したブタがどれだけ手をかけて飼育されているのかを知ることができました。トレーニングでは、縫合、糸結びなど基本的なことからしっかり練習することができて自信がつきました。
  • 講師と事務の方の準備が非常によくできて、指導も完璧でした。もう少し練習したいので、このような機会があれば再び参加したい。
  • 肝切除など練習できると伺って参加したのですが、あまりメインの内容では扱われなかったため、トレーニング内容に関しましては、開始前にご相談すればよかったと個人的に反省しています。
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