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<第3回「令和2年度初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」を開催しました>

令和2年11月24日(火)、卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。今年度第3回目となった今回は、本院の初期研修医1年次3名、2年次1名が参加し、その内リピーターは1名でした。

本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉や基本的な手技について座学で学び、糸結び練習機を使用した糸紮法の練習をした後、午後には手術室で実際にブタを用いた外科手術のトレーニングを行います。胸部・腹部手術では基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことが出来ます。

1チーム2名ずつに分かれて行った手術トレーニングでは、始めにリピーターさんに麻酔の導入と、気管挿管を行ってもらい、胸部部門で気管切開、開胸、出血の対応、胸腔ドレーン留置を、腹部部門では開腹・閉腹、血管処理・脾臓摘出、腸管切除・吻合について、個別指導を受けながらそれぞれ実践しました。また、「縫合手技評価シミュレータ」を使い、トレーニング開始前と終了後に手技の上達度を確認しました。

本トレーニング開催にあたりご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

 

◇◆当日の様子◇◆

 

 

◇◆参加者からの感想◇◆

  • いきなり人体で時間が限られている中で行うのは難しいことが想定されるため、事前練習になった。
  • 初期研修の外科ローテートでは、なかなかできない手技ができた。
  • 人体では腸管など縫合させてもらう機会がないため、豚の腸管を縫合したのはとてもいい経験だった。
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