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<第17回みちのく産婦人科ラパロトレーニングセミナーが開催されました>
令和2年2月15日(土)、東北大学医学部産婦人科教室、NPO法人艮陵協議会主催、東北大学医学部動物実験施設共催のもと、「第17回みちのく産婦人科ラパロトレーニングセミナー」が開かれました。
本セミナーは産婦人科領域における腹腔鏡下手術の技術向上を目的に、縫合結紮など基本的手技から出血などのトラブルシューティングについて、より実践的なトレーニングを積める場として毎年2回開催されています。
プログラム内容はドライラボとウェットラボの2部に分かれており、ドライラボは、ドライボックスを使用した内視鏡下の縫合のタイムトライアルを行い、各人にフィードバックするという形で行いました。ウェットラボでは幼若ブタを使用したトレーニングとして、腸管手操りや、切開止血、鋏鉗子、モノポーラー、バイポーラー、エンシール、ハーモニックによる腸間膜血管や卵管間膜血管の切離、腸管表面の縫合、子宮の切断と断端縫合、膀胱切断と縫縮などを実践しました。またアドバンストレーニングでは、骨盤深部解剖や尿管剥離、内外腸骨動脈から腎動脈レベルまでの骨盤リンパ節郭清を行いました。また大血管損傷を想定した緊急時対応の体験をしてもらいました。
今回は受講生6名と講師の先生方を含めて総勢20名にご参加いただきました。
◇◆当日の様子◇◆
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