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<第3回「令和元年度初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が開催されました>

令和元年11月19日(火)、卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。今回は、本院の研修医1年次3名、2年次1名にご参加いただきました。

本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉や基本的な手技について座学で学び、糸結び練習機を使用した糸紮法の練習をした後、午後には手術室で実際にブタを用いた外科手術のトレーニングを行います。胸部・腹部手術では基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことが出来ます。

今回の参加者も全員初めての受講となりましたが、1チーム2名ずつに分かれて、少人数制の個別指導を受けながら、胸部手術では気管切開、開胸、出血の対応、胸腔ドレーン留置を、腹部手術では開腹・閉腹、血管処理・脾臓摘出、腸管切除・吻合をそれぞれ実践しました。また従来のトレーニングに加えて、縫合手技評価シミュレータを使い、トレーニング開始前と終了後に手技の上達度を確認しました。

参加者からは、「貴重な経験を得られた。」「現場ではなかなか手を出せないようなこともやることができ、大変良かった。また、今後関わるであろう動物実験との関わりを持てたことも良かった。」などの感想が寄せられました。

本トレーニング開催にあたりご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

今年度のトレーニングは残すところあと2回となりますが、応募者多数につき受付は終了させていただいております。来年度以降も開催する予定ですので、その際は是非ご応募ください。スケジュールは来春発表予定です。

 

◇◆当日の様子◇◆

 
   

 

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