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<第1回「平成30年度初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が開催されました>
平成30年6月19日(火)、卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。今年度第1回目となった今回は、本院の初期研修医1年次・2年次それぞれ1名ずつ、院外からも同じく1年次・2年次それぞれ1名ずつ、計4名にご参加いただきました。
本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉や基本的な手技について座学で学び、糸結び練習機を使用した糸紮法の練習をした後、午後には手術室で実際にブタを用いた外科手術のトレーニングを行います。胸部・腹部手術では基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことが出来ます。
今回の受講生の内3名は初めての参加となりましたが、1チーム2名ずつに分かれて、胸部手術では気管切開、開胸、出血の対応、胸腔ドレーン留置を、腹部手術では開腹、血管処理、消化管切除、吻合、閉腹をそれぞれ実践し、少人数制の個別指導を受けながらトレーニングを行いました。
本トレーニング開催にあたりご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
次回は10月9日(火)開催となります。現場で手術を執刀している先生方から直接指導を受けることが出来る貴重な機会ですので、興味のある方はぜひご応募ください。エントリー受付中です!
◇◆当日の様子◇◆
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◇◆参加者からの感想◇◆
- 普段は上級医の先生が行っている手術操作を実際にすることができて大変満足している。
- 腸管吻合や気切など、やったことの無かったことをやらせてもらえて大変満足している。
- 豚一体を使ったWet-Laboは滅多に出来ないのでまた参加したいと思う。
- 初期研修医では体験できない手術手技を体験することが出来たので大変満足している。
- 開始時間をもう少し早めて、もっと多くの外科手技を体験したいと思った。
- 実習をもっと長く出来たら良いと思った。
- ほぼマンツーマンで丁寧に指導してもらえたのでまた参加したい。
- 充実した内容だったので研修後期にまた参加したい。