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<平成29年度第2回外科手術トレーニングが開催されました>
10月3日(火)に、先端医療技術トレーニングセンターにおいて、今年度第2回目の開催となる卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。
本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉、基本的な手技について座学で学び、糸結び練習機を使用した結紮法の練習をした後、午後には手術室で実際に動物を用いて外科手術トレーニングを行います。腹部・胸部手術では、基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことができます。
今回受講生は、本院の初期研修医1年次1名、院外より2年次3名の計4名にご参加頂きました。胸部手術では気管切開、開胸、胸腔ドレーン留置、腹部手術で開腹、脾臓摘出・血管処理、消化管切除・吻合、閉腹をそれぞれ実践し、今回も大変有意義なトレーニングを行うことが出来ました。
本トレーニング開催にあたり、ご指導頂きました指導医の先生方をはじめ、ご協力頂きました関係者の皆様にこの場を借りて、深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
◇◆当日の様子◇◆
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◇◆参加者からの感想◇◆
- 行いたい手技や知りたい知識を知ることができ大変満足している。外科研修の前にトレーニングできてよかった。
- 様々な手技をやらせて頂き大変勉強になった。腹腔鏡を用いたトレーニングなどもあれば是非参加したいと思う。
- 1回目だけでもとても良い指導を受けられたが、2回目は腸管吻合がどうなっているか観察・理解する余裕が生まれた。また、外科的指導を受ける機会がほとんどない研修医にとって、とても良い刺激になると思ったので、周りの人にも知らせてあげたいと感じた。(複数回受講者より)
- 普段、第2・第3助手の位置で見ているか、鈎引きのみで、手術の手順はほとんど頭に入ってこなかったが、過去の記憶をたどりながら復習と、行われている手技の目的やポイントが少しでも分かって今後に活かせそうだと思った。