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<ヒツジの頭部標本を用いた内視鏡下手術トレーニングが開催されました>

平成29年7月18日(火)より3日間、先端医療技術トレーニングセンターにおいて、ヒツジの頭部標本を用いた手術トレーニングが開催されました。

今回のトレーニングではヒツジ頭部標本を用い、硬性内視鏡を用いた経口的操作と頸部外切開による手技を併用しながら嚥下障害関連の手術手技訓練を行いました。また、手術用の硬性内視鏡(直視、30度斜視、70度斜視)およびハイビジョン録画装置を活用することで、最近発展してきたビデオラリンゴスコープを用いた経口的咽喉頭部分切除術TOVS(transoral videolaryngoscopic surgery)をイメージしたトレーニングを進めることができました。

また今回は教育および研究のため、嚥下障害の病態を観察する新しい画像診断技術を使用しながら様々な条件で誤嚥の様子を可視化し、解剖および病態生理の詳しい理解に繋げることができました。今後は新たな手術手技の開発や医療機器の開発に役立てるべく、トレーニングを重ねて行きたいと考えております。実施にあたり先端医療技術トレーニングセンター、卒後研修センターのスタッフの皆さまに多くの点で協力して頂き、大変スムーズに進めることができました。ありがとうございました。

 

◇◆当日の様子◇◆

 

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