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<平成29年度第1回外科手術トレーニングが開催されました>
7月11日(火)に、先端医療技術トレーニングセンターにおいて、今年度第1回目の開催となる卒後研修センター主催「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。
本トレーニングは、午前に動物倫理・福祉、基本的な手技について座学で学び、糸結び練習機を使用した結紮法の練習をした後、午後には手術室で実際に動物を用いて外科手術トレーニングを行います。腹部・胸部手術では、基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方などを学ぶことができます。
今回受講生は、本院の初期研修医1年次3名、2年次1名の計4名で全員初回の受講でしたが、胸部手術で気管切開、開胸、出血の対応、胸腔ドレーン留置、腹部手術で開腹、血管処理、消化管切除、吻合、閉腹をそれぞれ実践し、今回も大変有意義なトレーニングを行うことが出来ました。
本トレーニング開催にあたり、ご指導くださいました指導医の先生方をはじめ、ご協力いただきました関係者の皆様にこの場を借りて、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
次回は10月3日(火)開催予定となっております。現在、参加申し込みを受付中ですので、ご興味のある方は、ぜひご応募ください。
◇◆当日の様子◇◆
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◇◆参加者からの感想◇◆
- 様々な手技を実践できた。
- 実際の手術の雰囲気に近く、得るものが多かった。
- 脾臓摘出・腸管吻合に伴う全ての手技及び道具の使い方も経験できて良かった。
- とても丁寧に指導していただいた。実験動物に関わる倫理について考える良い機会となった。