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<第9回動物を用いた消化器外科手術トレーニングが開催されました>
3月4日(土)に、第9回動物を用いた消化器外科手術トレーニングが開催されました。
本トレーニングはNPO法人艮陵協議会が主催し、NPO法人東北外科臨床研究推進機構NEXTSURG、東北大学医学部動物実験施設、東北大学病院肝・胆・膵外科、胃腸外科が共催し、消化器外科に興味をお持ちの研修医の先生方を対象に年2回開催されています。
今回は3名の先生方がトレーニングに参加しました。消化器外科専門医の講師による直接指導を通じ、器械の持ち方や使い方、基本的手技についても受講者の希望に合わせてプログラムを決めていくので参加者から大変好評でした。
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◇◆プログラム◇◆
◆講義:実験動物倫理福祉、手術手技について
◆ミニレクチャー『超音波凝固切開装置/自動縫合器』について
◆実習(手術室)
麻酔の導入・血管確保
開腹操作、脾臓摘出術、小腸間膜の血管処理と腸管切離、腸管吻合、腸間膜閉鎖・リークテスト
閉腹操作・真皮縫合手技
◇◆参加者からの感想◇◆
- 消化器外科における基本的な手技を一からしっかり教えて頂き、大変勉強になりました。また、自分で希望した胆嚢摘出術まで行わせて頂き、非常に有意義な講習会でした。ありがとうございました。
- 豚1頭亡くなってしまうのは心苦しかったですが、非常に多くのことを学べましたし、技術も向上できたと思います。貴重なこの機会を通じて得られたことを、しっかりと今後に活かしていきたいと思います。
- 研修病院だけでは、ほぼ手技に関してはご指導頂ける機会がなく、困っていたところなので、今回のトレーニングは大変良い機会でした。他病院の方達は、とても経験豊富な印象がありました。隣で見させて頂くことで大変勉強になりました。