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第8回東北大学産婦人科腹腔鏡下手術トレーニングセミナーが開催されました

平成29年2月4日(土)に、先端医療技術トレーニングセンターにおいて、東北大学医学部産婦人科教室,特定非営利活動法人艮陵協議会主催、東北大学医学部動物実験施設共催のもと、「第8回東北大学産婦人科腹腔鏡下手術トレーニングセミナー」が行われました。

本セミナーでは産婦人科領域における腹腔鏡下手術の技術向上を目的に、縫合結紮など基本的手技から出血などのトラブルシューティングについてより実践的なトレーニングを積める場として開催しています。

内容はドライラボとウェットラボの2部に分かれています。ドライラボでは、ドライボックスを使用した内視鏡下の縫合を行い、内視鏡の扱い方や縫合結紮をより理論的に理解してもらいました。ウェットラボでは、腸管、膀胱の縫合結紮、膀胱および尿管の剥離、子宮切除、断端縫合、そして各種パワーデバイスの特性を理解して使用することなどを実践しました。またアドバンストレーニングでは、後腹膜バルーンを用いた傍大動脈リンパ節へのアクセス、骨盤リンパ節郭清、大血管損傷への対応を体験してもらいました。

今回の参加者は、受講生6名と、講師の先生方を含めて総勢20名(院内11名、院外9名)でした。

 

◇◆当日の様子◇◆

 

◇◆参加者からの感想◇◆

  • 普段出来ない縫合・切開・リンパ節へのアプローチが出来てモチベーションが上がりました。講師の方々へ根気強く御指導していただき、とても感謝しております。ありがとうございました。
  • 事前学習(とくに解剖)をしっかりすればよかったと思った。
  • 丁寧な指導を受けながら、縫合や剥離操作をたくさん経験できた。ぜひまた参加したいです。
  • 普段やる機会の少ないPLAやPALAを経験でき、新しいデバイスも使用出来、いい経験になった。解剖の予習が不十分だったのがもったいなかった。
  • 上級医師の指導の下、各手技のポイントを学ぶことが出来ました。解剖のポイントなども解決とても勉強になりました。
  • 後腹膜アプローチが途中で腹膜に入ってしまって、完遂出来なかったのが残念でした。今後は後腹膜腔の穿刺からのリンパ節郭清をやりたいです。
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