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<平成28年度第2回外科手術トレーニングが開催されました>

 10月25日(火)に、先端医療技術トレーニングセンターにおいて、本年度2回目の開催となる卒後研修センター主催の「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。

 本トレーニングでは、午前に動物倫理・福祉、基本的な手技について座学で学び、午後に手術室で実際に動物を用いた外科手術トレーニングを行い、腹部・胸部手術の基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方なども同時に習得することが出来ます。

 今回の参加者は、受講生が当院より初期研修医1年次2名、院外より初期研修医1年次2名、見学者3名、講師9名の総勢16名でした。受講生4名のうち1名は複数回、3名は初回の受講となりました。

 当日は、ウェットラボの前にドライラボを実施して、糸結び練習機を使用した結紮法の練習を行いました。ウェットラボでは、腹部手術で開腹,脾摘,血管処理,腸管切離,腸管吻合,閉腹、胸部手術で気管切開,血管確保,開胸,胸腔ドレーン留置を行いました。

 初回の方は基礎から丁寧に、複数回受講者の方へは各手技の操作レベルを徐々に上げていくので、受講者のレベルに合せた内容で進み、今回も大変充実したトレーニングを行なうことが出来ました。

 

◇◆当日の様子◇◆

 

◇◆受講生からの感想◇◆

  • 経験が無く、スムーズに出来ない私たちに熱心に指導してくださって、ありがとうございました。様々な手技を学ぶことが出来て大変勉強になりました。今回の外科トレーニング開催に携わっていただいた皆様に感謝を申しあげます。
  • 2回目の参加でしたが、1回目とは違った細かい点で学ぶことが多かったので大変有意義であったと思います。1回目で教えていただいた中で覚え切れていなかったところも再確認出来ました。
  • まず、今回宮城県外からの応募にもかかわらず、参加させて頂ありがとうございました。自分の勤務している県ではこういったウエットラボの機会が無く、本当に貴重な経験となりました。動物実験について正直あまり深く考えたことが無かったですが、考えるいい機会になりましたし、自分が実際に経験することで知ろうとする気持ちも目覚めました。また、手技に関しては研修で見ているだけでは分からなかった考え方を知ることが出来、今日教えていただいた事を出来れば全部自分の物にして、スキルアップしたいと思います。
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