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<第7回東北大学産婦人科腹腔鏡下手術トレーニングセミナーが開催されました>

平成28年9月24日(土)に、先端医療技術トレーニングセンターにおいて、東北大学医学部産婦人科教室,特定非営利活動法人艮陵協議会主催、東北大学医学部動物実験施設共催のもと、「第7回東北大学産婦人科腹腔鏡下手術トレーニングセミナー」が行われました。

本セミナーでは産婦人科領域における腹腔鏡下手術の技術向上を目的に、縫合結紮など基本的手技から出血などのトラブルシューティングについてより実践的なトレーニングを積める場として開催しています。

内容はドライラボとウェットラボの2部に分かれています。ドライラボでは、ドライボックスを使用した内視鏡下の縫合を行い、内視鏡の扱い方や縫合結紮をより理論的に理解してもらいました。ウェットラボでは、腸管、膀胱の縫合結紮、膀胱および尿管の剥離、子宮切除、断端縫合、そして各種パワーデバイスの特性を理解して使用することなどを実践しました。またアドバンストレーニングでは、後腹膜バルーンを用いた傍大動脈リンパ節へのアクセス、骨盤リンパ節郭清、大血管損傷への対応を体験してもらいました。

今回の参加者は、受講生5名と、講師の先生方を含めて総勢17名(院内11名、院外6名)でした。

◇◆当日の様子◇◆

 

 

◇◆参加者からの感想◇◆

  • 沢山の方々にご尽力いただいて感謝の思いでいっぱいです。日々精進したいと思いました。ありがとうございました。
  • 非常に勉強になりました。普段出来ないようなことがいろいろと実際にやってみることができました。色々なトラブルに対してどのように対応するかなど、また何をすると危険なのかなど勉強になりました。個人的にはもっと長い時間出来たら良かったなと思いました。
  • 普段の子宮全摘では行わない、周辺の構造を丁寧に剥離することで確認出来たことはとても興味深かったです。後腹膜アプローチでは、いつもと違う角度で臓器や血管走行がみれて今後の診療に役立てたいと思います。
  • 今回初めてこのようなトレーニングに参加させていただいて大変勉強にありました。日々疑問に思っている事を、また別の病院のラパロをされている先生方に教えていただき色々新たな発見がありました。我々のような初心者に時間と労力を割いていただき本当にありがとうございました。

 

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