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<平成28年度第1回外科手術トレーニングが開催されました>

 7月5日(火)に、先端医療技術トレーニングセンターにおいて、本年度1回目の開催となる卒後研修センター主催の「初期研修医のための動物を用いた外科手術トレーニング」が行われました。

 本トレーニングは、午前に動物倫理・福祉、基本的な手技について座学で学び、午後に手術室で実際に動物を用いた外科トレーニングを行います。腹部・胸部手術の基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方なども同時に習得することが出来ます。

 今回の受講生は当院初期研修医1年次2名、院外初期研修医1年次2名の計4名にご参加いただきました。当日は、ウェットラボの前にドライラボを実施して、糸結び練習機を使用した結紮法の練習を行いました。ウェットラボでは、腹部手術で開腹,脾摘,血管処理,腸管切離,腸管吻合,閉腹、胸部手術で気管切開,血管確保,開胸,胸腔ドレーン留置,カットダウンを行い、今回も大変充実したトレーニングを行なうことが出来ました。

 

◇◆当日の様子◇◆

 

◇◆受講生からの感想◇◆

  • すごく丁寧に教えていただいて大変勉強になりました。2人で1頭の動物に手術出来る機会は滅多にないので、貴重な体験が出来ました。外科研修に生かすことが出来そうです。
  • もっと時間をかけて出来たらよりよかったです。いいトレーニングになったと思います。実験動物をいかに大切に扱うべきか学べました。
  • 内科希望で外科をローテートもしないので、とても貴重な経験が出来ました。現在救急をローテート中で、糸結びなどの手技があると抵抗があったのですが、明日からは積極的にやろうと思いました。
  • 普段、上の先生がやっている手技をできて、今後に生かしていきたいです。開胸は本当に貴重だったと思いました。動物の倫理を考えるきっかけにもなりました。
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