平成27年11月11日（水）に、宮城大学で食産業を学ぶ3学年12名が東北大学動物実験施設笠井名誉教授とともに施設見学されました。

今回の見学は、笠井名誉教授が講師を務める授業「実験動物学」の一環で行われ、実験動物の環境についての講義終了後にお越しいただき、トレーニングセンタースタッフより施設のご案内をいたしました。
施設見学は、まず講義室にて医師免許を取得してからどのような経過をたどるのか、また外科専門の医師が外科手技を磨くためにはどのような種類のトレーニングを受け、各診療科が何の動物をトレーニングに活用しているかの説明を行いました。手術室では実際に内視鏡を用いたセミドライラボの準備を目の前にしながら、診療科で使用する器具の違いなどの説明を行いました。その後、１Fの飼育室とドライラボルームへとご案内しました。

学生の皆さんは、自分たちの専攻とは異なる動物の利用方法について、大変興味深く見学されていました。施設見学を通して、医師が技術を習得するために経験するステップを理解していただく良い機会になれば光栄です。