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<平成27年度第1回外科手術トレーニングが開催されました>

6月16日(火)に、先端医療技術トレーニングセンターにおいて本年度1回目の開催となる卒後研修センター・総合地域医療研修センター主催の初期研修医を対象とした動物を用いた外科手術手技トレーニングが行われました。

本トレーニングは、午前に動物倫理・福祉、基本的な手技について座学で学び、午後に手術室で実際に動物を用いた外科トレーニングを行います。腹部・胸部手術の基本手技を通して運針や機械の扱い方、指示の仕方なども同時に習得することが出来ます。

今回の受講生は当院初期研修医2年次2名、1年次1名、院外初期研修医1名の計4名の方々にご参加いただきました。うち2名は複数回、2名は初回の受講です。

今回は、ウェットラボの前に東北大学クリニカル・スキルスラボの「出張スキルスラボ」によるドライラボを実施していただき、糸結び練習機を使用して結紮法等の練習を行いました。ウェットラボでは、腹部手術で開腹,脾摘,血管処理,腸管切離,腸管吻合,閉腹、胸部手術で気管切開,血管確保,開胸,胸腔ドレーン留置,カットダウンを行いました。

初回の方は基礎から丁寧に、複数回受講者の方は各手技の操作レベルを徐々に上げていくので、毎回受講者のレベルに合わせた内容で進めていきます。今回も大変充実したトレーニングを行なうことが出来ました。

 

 

 

 

受講生からの感想

  • 丁寧な指導をして頂き、ありがとうございました。(初回受講者より)
  • 今まで、開腹(胸)から閉腹(胸)まで自分が術者または第一助手の立場で行ったことがなかったので、とても充実したトレーニングでした。これからの初期研修医の研修に、このような実践的なトレーニングの機会がどの研修病院にもあれば良いな、と強く思いました。(初回受講者より)
  • 久々に受講をさせていただきましたが、外科研修を少し回ったこともあってか、実りの多いトレーニングができたように思います。ありがとうございました。(複数回受講者より)

 

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