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<第3回東北大学産婦人科腹腔鏡下手術トレーニングセミナーが開催されました>

2月21日(土)に、先端医療技術トレーニングセンターにおいて、特定非営利活動法人艮陵協議会主催、東北大学医学部産婦人科教室,東北大学医学部動物実験施設共催のもと、「第3回 東北大学産婦人科腹腔鏡下手術トレーニングセミナー」が行われました。

本セミナーでは、産婦人科領域における腹腔鏡下手術の技術向上を目的に、縫合結紮など基本的手技から出血などのトラベルシューティングについてより実践的なトレーニングを積める場として開催しています。
内容はドライラボとウェットラボの2部に分かれています。ドライラボでは、シミュレーターを使用した内視鏡の扱い方や縫合結紮をより理論的に理解してもらいました。ウェットラボでは、前半の基本手技の確認から始まり、後半では発展編としてより実践的な骨盤リンパ節郭清を中心に行いました。

今回のご参加者は、東北大学病院産婦人科4名と教育関連病院産婦人科6名の計10名で経験豊富な現役医師から若手医師まで幅広くご参加いただきました。
本セミナーは日本産科婦人科内視鏡学会から認定を受けており、セミナー終了時に受講生そして講師の先生には「受講証」「授講証」を手渡されました。

 

 

 

 

参加して頂いた先生方の感想を以下にご紹介いたします。

 

先生方からの感想

  • 講義から始まり、dryラボ、wetラボ、大変勉強になりました。特にwetラボでは、普段では実際に体験することは少ない、膀胱や腸管の切開・縫合、骨盤リンパ節の郭清はとてもいい経験になりました。
  • とても実践的な練習ができ、この1日だけでも少しスキルアップできた気がします。ウェットラボの前にドライラボをやることでそれぞれの違いも分かりやすかったですし、ドライではもっとこうすれば実践に活かせるかなというイメージも湧きました。ウェットでは普段できない練習ができ、スキルとモチベーションアップにつながりました。
  • (講師の立場から)やる気のある若手とともにトレーニングができてとても有意義な実習でした。また、今回初めてブタの麻酔から安楽死させる過程を経験し、実験動物に対する感謝の祈りと、明日への臨床へ少しでも繋げていきたいという思いを強く感じました。

 

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